【TIDF】メインビジュアル発表〜鏡の向こうから問いかける「真実とは何か」

160222

ドキュメンタリー映画はよく真実の世界を映し出す鏡に例えられる。しかしながら、フレームの内側で偽りのない真実を映し出せるのだろうか。

第 10 回台湾国際ドキュメンタリー映画祭(TIDF)のメインビジュアルは、前回に引き続いてスチール写真を使用。『Behemoth』(原題:悲兮魔獸)と『TPE-Tics』(原題:台北抽搐)という作品をコラージュし、似て非なる 2 作品の世界観を表している。

映画というフレームの中で跳躍する人々の姿は世界を映し出し、またフレームがあることで新たな意味がもたらされる。TIDF を通じて、いったい真実とは何なのか、またドキュメンタリー映画と真実の関係について考え、おぼろげに彼方の理想との間を行き来し、さらに「真実よ、さようなら」という本映画祭の理念に触れていただきたい。

第 10 回 TIDF は 5 月 6 日〜 5 月 15 日、台北の新光影城、光點華山などで開催され、国内外から 130 本弱の作品を上映する予定。80 年代初めの台湾社会運動「緑色小組」を記録した作品を含め、大飢饉や文化大革命の証人となった中国インディペンデントドキュメンタリー運動の父・呉文光(ウー・ウェングアン)氏の「民間記憶計劃」、国際的にも著名なオーストリアのフーベルト・ザウパー(Hubert Sauper)監督の特集アフリカ 3 部作「奴隷、殖民、グローバリゼーション」など、充実の内容でお届けする。皆さんの持っているドキュメンタリー映画のイメージを覆すはずだ。

チケットやイベントについての情報は、TIDF 公式サイト(http://www.tidf.org.tw)もしくはFacebookページ(https://www.facebook.com/TIDF)をチェックしてほしい。(訳:田中美帆)

本原稿の原文はこちら↓
第十屆 TIDF 主視覺公布  背鏡人探問「真實是什麼」

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