台湾で長期滞在を始めた人にすすめる2冊

map旅行ならともかくとして、留学や駐在など、長期で台湾に滞在する人は多い。最初は、自宅と学校や会社など決まった場所の行き来ばかりだろうけれど、慣れてくると出かける範囲が広がってくる。ただ、最寄りの MRT の駅まで少し距離があったり、徒歩以外に交通手段を持っていない時期、何かと出かけるのが億劫になるもの。さらに、日本ではスマホを使っていたのに、固定費を押さえるべく携帯はプリペイド、だからWi-Fi がない場所は心もとない……わたし自身、台湾に到着して留学生活が始まったばかりの頃、そんな状態だった。台湾滞在歴の長い友人から教えてもらい、移動に何かと重宝したのがこの 2 冊だ。

 

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地図は必携マストの小道具

台北市内では、フリーの Wi-Fi があちこちに飛んでいる。ただ、だからといってどこでも利用できるわけではない。特に困るのが道に迷った時。Wi-Fi につながらない、言葉もわからない状態で道に迷うと途方もなく不安になる。そんなわけで、台湾留学の開始当初、常に地図を持ち歩くようにしていた。中でも、便利だったのがこの『台北市便利地圖導覽手冊』だ。

定価は 88 元と値段もとってもお手頃で、かばんに入れて気軽に持ち運ぶことができる。たいていの場所はカバーしているし、これなら Wi-Fi の有無に関係なく安心して街を歩き回れる。なお、台北市だけではなく、新北、桃園、彰化南投、雲林嘉義、台中、屏東台東、高雄、台南など、各地のバージョンがある。元々地図を専門にしている出版社が出しているだけあって、とても見やすいつくりになっている。誠品書店など、各書店の旅行、地図コーナーに置いてある。小さな判型なので、よく探してみてほしい。

バスを乗りこなすために

台北で暮らしていると、MRTよりバスのほうが“アシ”としてずっと便利だと感じる。実に細かにバス路線が敷かれていて、バス停にはあと何分で到着するかバスごとに電光掲示板に表示されているので、時間の目安もわかって便利だ。ただ、新米滞在者として最も難解なのは、最寄りのバス停から出ているバスがどこからどこまで行けるかよくわからん、ということ。そこで便利なのは『台北市新北市公車捷運手冊』だ。バスの路線が網羅され、どのバスがどこからどこまで通っているのか、運行の間隔はどのくらいか、それぞれ丁寧に記されている。定価 190 元。もう少し大きなサイズで別の本もあるのだけれど、かばんに入れられる、という点からこちらをおすすめする。

最寄りのバス停にある番号を調べておき、この本を片手に、Googleマップなどで検索して路線を確認する。また、時間が許すならぶらりと乗ってみてもいいだろう。気をつけなければならないのは、バス停の改装工事が頻繁に行われていること。新しい路線ができていたり、バス停の位置が変わっていたりするので、利用頻度の高い人は気をつけてほしい。

自分の暮らす街を知るには、とにかく歩き回ること。どこに何があり、距離はどのくらいで、自分の足で歩くとどのくらいかかるのか、どんな交通手段が使えてどれがどう違うのか……それらを発見するのもまた、新しい街で暮らす楽しみ、なんではないだろうか。いずれこうした本が要らなくなる日がきっと来る。そうなったらしめたものだ。

 


 

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