台湾留学に持ってきてよかった3冊

3benshu留学前に悩んだのはやはり持ち物だ。何を持っていくべきで何は不要と判断するか。限られたスペースに置く荷物を厳選するのは、面倒だし億劫だと思う反面、ワクワクする部分でもある。中でも、日本である程度の学習をして、その延長上に留学生活があるという人にとって、どの本を選ぶかは結構、悩むポイントではないだろうか。そこで、主に語学学習面から見て持ってきてよかった本を、選ぶ際に気をつけたポイントや個人的な経験などなど含めて 3 冊、ご紹介する。これから留学を考えている方、留学前の方の参考になればいいのだけれど。ページ下には一応 Amazon へのリンクを貼ったので、興味を持った方はそちらへどうぞ。

 

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文法は日本語で理解:『つながる中国語文法』

きっかけは中国に留学経験のある人から「留学先に日本語の文法書を持っていったほうがいいよ」とアドバイスを受けたことだった。その通りに何冊か持っていったのだが、本当に役に立った。日本で使っていた教科書でも何でもいいけれど、ポイントは自分がきちんと理解できる得意な言葉で説明されている本であること。留学先では、授業にも教科書にも、日本語はない。だからこそ、一つつまずくと、すべてできないかのような感覚に陥る。そこで支えてくれるのが、日本語という自分の言葉で書かれた本、というわけ。

わたしの場合は留学初日の授業で目の前が真っ暗になった。世界中で自分一人できない、みたいな感覚。大げさだが、そんな気分に陥って読み返したのが本書だった。日本にいた頃は独学だったから、基本的な文法が定着していない。そこへ来ていきなり初級後半のクラスに放り込まれ、大いに慌てたんである。改めて本書で基本のキを整理し直し、教科書に戻った。例に挙げた『つながる中国語文法』は、初級レベルの基本的な文法をしっかり整理してくれる。授業ではどんどんと細かい文法項目が出てくるが、その際にも大枠の文法を忘れないようにしたい。

漢字には漢字を:『角川最新漢和辞典』

中国語を理解する際、日本語も漢字文化圏だと思ってかかるとエラい目に遭う。同じ漢字でも使い方はまったく違っていたり、自分が勘違いして理解していた、と思うことがある。その際、見直したいのは漢字の知識だ。自分が日本語で持っている漢字の知識を見直すこと。これは遠いようでいて、結構、中国語力とつながる点がある。漢和辞典を読むと、字義がしっかり理解でき、現代での使われ方がより深く理解できるのだ。例には角川を挙げたが、文法書と同じで馴染みの漢和辞典ならなんでもよいだろう。ちなみに角川の漢和辞典は、成り立ちが詳しく、同じような意味を持つ漢字の使い分けがイラストも含めて丁寧に書かれている。また、2色刷で読みやすいのと、紙質がしなやかで引きやすい。

歴史を知る:『増補版 図説 台湾の歴史』

先日の記事で紹介した台湾でよく使われる中国語のテキスト『新版 實用視聽華語』には、台湾の歴史に関する本文がたびたび登場する。留学先がどんな歴史を持つところなのか、特に日本とどんなかかわりがあるのかを知るのは必須といっていい。「台湾には日本語を話せるおじいちゃんおばあちゃんがいるんですねえ」なんてのん気に言う人がいると聞いたことがあるが、なぜそういう人たちがいるのか、きちんと学ぶと、とてもじゃないが、こんな発言はできなくなる。ちなみに、留学生活を終えた今なお、台湾で生活しながら、歴史に関する本は何度も読み返している。

最後におまけ。留学生活は、孤独を感じることが多い。自分を元気にする本を1冊、持っていこう。絵本、写真集、漫画、小説、アルバム、なんでもいい。「これを見ると元気が出る」というものを持っていくと、元気がないときにぐっと自分を勇気づけてくれるだろう。実り多き留学生活になりますように。

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