Category Archives: 本と映画と。

台湾暮らしの中で読んだ本や映画を紹介しています。

赤松美和子・若松大佑編『台湾を知るための60章』に見る概説書の大いなる役割。

台湾に留学したのは、40 歳になるその年のことだ。学生時代に果たせなかった海外留学を、どうしても実現しておきたくて、2 年かけて準備を進め、台湾へ渡った。2 年の間に準備した中には、いくつかの事柄がある。 1 つは身辺整 Read More →

酒井充子著『台湾人生』(文庫版)を読む

台湾には「文庫」という本の形がないと知ったのは、留学した 5 年近く前のことだ。分厚くて重量感のある書籍が好まれる台湾では、本に軽さは求められない。日本ではすでにシンプルライフやミニマリストといった風潮が始まっていた当時 Read More →

キングコング西野亮廣著『魔法のコンパス』『革命のファンファーレ』は編集者もライターも必読な件。

読みながら、頭の中にファンファーレが鳴り響いていた。いや、ファンファーレというよりも、まるで地響きのような衝撃だった。 そのファンファーレは、書いた文章を本にして届ける、ということそのものを問い直していた。書かなきゃいけ Read More →

楊雅喆監督の新作映画《血觀音》に観る母娘という闇。

「女兄弟がいるんですけど、母親とどうしてこじれるのか、ずっと理解できずにいたんです。嫁姑問題もそうですけど、母と娘の関係ってなんか難しそう。その原因がなんなのか知りたいという気持ちから、今回の作品は始まりました」 試写会 Read More →

台湾書籍《老雜時代》で知る雑貨店という場所。

2017 年 9 月 6 日夜 7 時半、台北にある複合アート施設、華山 1914 で 1 冊の新刊イベントが行われた。本のタイトルは《老雜時代》。会場に集まったのは著者の知り合いやご家族など含めて 40 人ほど。会場の Read More →

上阪徹著『超スピード文章術』で知る〝二度手間〟問題の解決法

(ああ、原稿加筆の指示か……片付けた資料を、また開いて調べなきゃいけないじゃん。ってか、最初からこれも含めて書いてくれって言われれば、この二度手間なくなるのに。まったくー! 調べ直しって、めっちゃ時間かかるんですけど) Read More →

台湾ドキュメンタリー映画《看見台灣》の齊柏林著《我的心,我的眼,看見台灣》を読む。

予告動画があんまり美しくて、どうしても劇場で観たい!と足を運んだ 1 本だった。劇場の大きな大きな画面で見た 3,000m を超える山々の連なりは、想像していたよりずっとずっと美しく、日本とはまた違った山岳風景に、ただた Read More →

泉正人著『超図解「仕組み」仕事術』にみる家事との共通点

前回記事「台湾嫁(台灣媳婦)が、台湾の台所との距離をちょっぴり縮めるまで。」では、台湾に来て暮らしの中心である台所を、海外というちょっと特殊な視点からどうやって組み立ててきたかについて、これまでのプロセスをまとめた。 こ Read More →

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