台湾初フリー仕事は不定期連載

shu台湾に留学でやってきたのは2013年8月半ばのこと。奨学金をもらったのは、留学中に自己資産を減らさない、というリスクヘッジのためだった。奨学金は、台湾政府から支給されるもので、月額25,000元(約82,500円)。ホームステイで家賃が月10,000元、自炊などで残りが消えていく。学費分は赤字になるけど、ま、仕方ないかと思いながら台湾へ渡った。

しばらく連絡が途絶えていた元同僚から FB 経由で仕事の話が来たのは、確か 9 月のことだった。お仕事の依頼としては最も早いもの。しかも、台湾の話を言語にそわせて書いてほしい、というわたしにとっては願ってもない話。即答で引き受けさせていただいた。それがスピード翻訳 GMO のブログだった。

最初に書いたのは、台湾の多言語社会を象徴する話だ。タイトルは「台湾で社内アナウンスが長い理由。」。記事はこちら→

ここで、これまでに書いた記事を一挙ご紹介!(2014年9月末現在)。

アイに心は必要かをめぐる問題について。

新しい1年を迎える漢字のお話。

春に近づくおまじない?

台湾に「ひらがな」がある?!~中国語の入力方法、あれこれ。

台湾で活躍する「運ちゃん」。

台湾の 1 枚のカンバンを辿っていくと?

1年過ごしてみて、ようやっと某かがいえるようになってきたような感がある。(あ、こういう話ができそうだなあ)というコツのようなものもつかめて来た感じ。ちなみに、WordPress に触ったのはこのブログのお仕事から。最初は右も左もよくわかってませんでしたが、会社員時代、かなり早い時期に HTML と試行錯誤したことが今に生きています。HTML も言ってみれば言語だものね。

ただ正直に言うと、最初の記事を書いた後、どう書いていいのか、いまいちよくわからなかった。というのも、留学に来たばかりで人様にご紹介できるようなネタがない。それでいて、不定期とはいえ連載というのも考えあぐねていた理由だった。すると、担当の 0 さんが言ってくれた。

「気楽に自分のペースで進めて」

フリーになって初めての仕事で緊張していた気持ちを、解きほぐしてくれる一言だった。こういう姿勢、とっても素敵だ。というのも、一緒に仕事する、これが案外難しい。一緒にやっていく人は、誰でもいいわけじゃない。そのさじ加減はやってみないとわからない。

会社員時代は、フリーランスの人に散々お世話になった。ライター、編集者、校正者、カメラマン、イラストレーターなどなど、本作りにかかわるすべての人に。版元とフリーでは、立場が変わるとこれまた景色がずいぶんと違う。最近、こんな本を読んだ。タイトルは『フリーで働く!と決めたら読む本』(日本経済新聞社)。中にこんな一文があった。

——仕事というのは、依頼する側と引き受ける側の、対等な関係で成り立っています。少なくとも、お金を支払う側が上で、受け取る側が下などということは、決してありません。理由は簡単です。依頼する側は、〝困っているから頼む〟のです。自分たちでできなかったり、やりたくなかったり、やり方を知らないから依頼するのです。(同書66ページ)

わが身を振り返って、本当にそうだった、困っていたから頼んだんだ、と突き刺さった。そこから学んだことは本当にたくさんある。あ、慌てて付け加えるけれど、いただいたブログのお仕事は別に困っていたから頼まれたわけじゃない。中国語のことを書いている方はすでいらしたし、繁体字圏のニーズって、多いわけじゃないから。わたしが見聞きすることに興味を持ってくださった。チャンスをくださった。それだけ。でも、それだけで十分だった。

記事は不定期ですが、続いています。ペンネームは xiaofan です。どうぞよろしくお見知りおきを。
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