フリーランスとして何をやるか。

party会社員だった頃、編集部で責任者をやったことがある。親の介護をしなければならなくなり、在宅勤務への変更を申し出て会社に認められ、他者の業務管理やマネジメントは無理だと判断し、その後辞退させてもらったので、期間的にはたいして長くはなかったけれど。

ちなみに、在宅勤務といっても、毎日ずっと家にいたわけではなく、会社と自宅作業を半々でこなしていた。そこで編み出したのが、人に会う業務を会社で、一人でできる仕事を自宅で、という業務配分だった。会議や打ち合わせのたぐいはすべて出社日に設定してもらい、それ以外の原稿書いたり編集作業したりゲラ読んだりはすべて自宅で行う。

そういう意味で会社員時代の後半は、半ばフリーランスのような働き方をしていた。違うのは、自分で稼いでいるのか、それとも会社からお給料が出ているか。こんな働き方をさせもらえたのは、周囲の理解と協力のおかげだった。

で、台湾である。ここでは上記のような時間配分にかかわる働き方の話はひとまず置いておく。それから前提として断っておくけれど、わたしの住民票はすでに日本にはなく、台湾には現在配偶者ビザで滞在している。詳しくは別の機会に譲るけれど、外国人に対する労働ビザはなかなかハードルが高く配偶者ビザには労働の規制はない。留学後に帰国する人が多いのも、こうした背景があると考えられる。

前置きはここまでにして、本題に移ろう。まず会社員時代と大きく違うのは、次のようなことだ。

 会社に所属して働く : 会社に仕事がある
フリーランスで働く : 自分で稼ぐ方法を見つけて実行する

わたしの場合は、とりあえず分相応を目指すことにした。分相応というのは、自分のできる範囲で、ということ。そこで持っているスキルとその可否条件を整理してみた。ざっとこんな感じ。

ライター
おおよそ執筆可、経費の出ない日本での取材は不可
編集
データ編集可、急ぎのゲラ案件不可
校正
記者ハン校正可、急ぎのゲラ案件は不可
翻訳
基本的な内容可、ゼロからの翻訳は不可
WordPress
簡単な制作は可、CSSなど言語使用の難しい案件は不可

ライター、編集、校正はこれまでの延長、翻訳と WordPress はこれからさらに経験を積み重ねていく予定の業務だ。環境が大きく違う場所で何をやるか。といっても、できることからコツコツ積み重ねていく以外にない。ライターや編集、校正の仕事を一つ一つ丁寧にこなす。そこからしか、次はない。

現在の稼ぎとしては、日本の会社員時代の半分にさえ満たない。だけど、ここで気を付けなければならないことがある。働く時の条件を決めること。わたしは次のように決めた。

  自分を安売りしない
 中国語レベルを下げない
 家事が継続できる範囲内に留める

どれもそうでないとよい仕事にならないと考えてのこと。「安売りしない」と言うとかえって仕事が減りそうな気もするが、ここにたどり着いたのには理由がある。それはまた別の機会に。

もう一つ。そんな悠長なこと言ってられるのも配偶者ビザだからだ、と言われるかもしれないが、ちなみに本格フリーランス 2 か月で台湾政府からいただいていた奨学金よりは上の月収になる…予定。まずまず?

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