次回衆院選挙で投票できない件

sky台湾では今週末行われる選挙の関係で、連日、報道合戦が続いている。そんな中、日本でも安倍さんが解散を宣言したと知り、日本でも投票だね、行かなきゃ、と思っていた。すると昨日、日本の在外公館にあたる交流協会からメールが届いた。件名には「第47回衆議院議員総選挙の日程のご案内」とある。12月14日が投票日である、ということとあわせて「なお、台湾における投票方法等詳細は、こちらをご覧下さい」とあって、「こちら」にリンクが貼られていた。

在外選挙について
第47回衆議院議員総選挙 在外選挙のご案内

さらに「投票できる方」の欄に「選挙人証は申請に基づいて交付されます。申請手続きについて知りたい方はこちら」。またこちらかよ、と少々毒づきながらすぐ下を見ると、投票方法にこうある。

 

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台湾にお住まいの方で、台湾で在外投票をする場合は、「郵便等での投票」のみとなります。下記「① 郵便等投票」をご参照ください。なお、投票するには事前に在外選挙人名簿に登録され、在外選挙人証を取得されている必要があります。この他、日本に一時帰国した際の国内投票、又は台湾以外の海外での在外公館投票も可能ですので、下記「② 日本国内における投票」及び「③ 在外公館投票」をそれぞれご参照ください。

また、丁寧にこんな注意書きがある。

(注)日本と台湾の間には国交がないため、台湾に日本の在外公館はありません。このため在外公館投票ができません。御理解の上、お間違えのないようお願いいたします。

つまり、台湾で投票するなら郵便投票しかなく、郵便投票するためには、まず国際郵便で投票用紙の請求をし、用紙を入手したら記入してまた国際郵便で返送しなければならない、んである。IT で世の中が埋め尽くされているはずのこの時代に、国際郵便で申請書類を送付し、国際郵便を 2 か月も待ってさらに投票にも郵便! どんだけ時間かかんねん! さらに FB で知人が在外投票に関する外務省のサイトを紹介していた。

在外選挙人名簿登録申請の流れ

上記の流れのうち、転出届と在留届は済ませている。それでもさらに、改めて選挙のために別途申請しなきゃいけないのは、いったいゼンタイどういう理由によるものなのだろう。おまけに、公示から手続きをしたのでは、完全にアウト。間に合わないんである。なんだ、このタイムラグ。かくして、成人以来、続けてきた投票、今回はできないということが明確になった。おまけに wiki でこんな項を発見して、呆然とした。

在外邦人選挙権制限違憲訴訟

前は選挙権すらなかったのか。平成 10 年ってほんの 15 年前じゃん。なんだろう、この仕組みのざるっぷり。在外邦人は口をつぐんでおけってか。悪いけど、今回ほどアホらしい税金無駄遣い選挙に白票さえ投じられないってどーゆーことよ。国民に選挙の権利があるって決めたのは国じゃないのか。選挙の権利があるというなら、ちゃんと権利が行使できるような制度を整えておいてもらいたい。台湾に暮らす在外邦人はおよそ 2 万人。この数は、小さな地方自治体ならトップのクビが変わるほどの威力を持っている。みんなどうしているんだろう。

また別の友人が教えてくれた、この在外選挙人の登録者数。海外長期滞在者約 84 万人のうち、11 万 2,000 人が登録手続きをしている。11万もの人が、このシチメンドクサイ手続きを済ませている。すごすぎますよ、先輩方。もしかしたらこの数を少ないと見る向きもあるかもしれない。でもそれ、もはや、当然の帰結。けれども、この数字のままで本当にいいのだろうか、とも思う。そりゃ、今は国外に出ているけれど、これまでに何年も安くない税金を払ってきたかと思うと、なんだか無性に腹が立ってきた。イヤだ。絶対にこんなのに屈したくない。次回は投票できるように準備しておくことに決めた。

 

 

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