留学生に美容院をすすめる理由5つ

toufa周囲の留学ジョシは長髪が多かった。ある時、ショートボブの留学生に「髪、伸ばしてるの?」と聞いたら、「美容院に行くのがめんどくさくて」という返事。確かに、台湾の美容院のスキルはわからないし、お金もかかるし、どこがいいかもわからないし、行かない理由をあげるのは簡単だ。だけど、よくよく考えてみよう。美容院は自分の語学力を知り、ものすごく練習になる場所なのだ。海外まで大枚はたいて来て、怖がったりめんどくさがっている場合ではない。どんな場所も、チャレンジしてみる。そこでの収穫はきっと大きい。ではなぜ、美容院なのかについて、説明していこう。

理由1 美容師のコミュニケーションスキルは高い

台湾の美容院は、そのお店の中で担当者に番号がついていることがある。気に入ったら予約の際に「3番の美容師さんをお願いします」などと言う。予約を取りやすくするのが一つの目的であるらしい。そうやって毎日、一定数のお客さんを相手に、次も来てほしいと思いながら、仕事をしている。日本と同じように「苦しくないですか」「(水温)熱くないですか」とか、いろんな質問をしてくれるし、こちらが留学生とわかると話すスピードや語彙を選んでくれる。彼らは技術職であると同時に営業職でもあるわけで、コミュニケーション能力がないと、生き残っていけない仕事なのだ。もちろん人によるけれど、別に捕って食われるわけじゃないしね。

 

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理由2 お互いに具体的な目的がある

美容院に行く以上、髪を切る、パーマをあてる、といった具体的な目的がある。これをあとは中国語にするだけ。どんなふうにしたいかは、写真などを持っていけばいいし、できる人なら美容師さんと相談したっていい。目的を達成するなら何でもありだ。美容院で使われる語彙は、美容師だけが使うのは専門用語だけれど、お客さんが口にするのは生活語彙。もしそのお店特有の広告があれば、「これってどういうことですか」「あれとそれは何が違いますか」「いくらですか」などと聞けばいい。どう言えばいいかは、自分の目的に合わせて事前に調べておこう。たいていはなんとかなる。だめだったら、別のお店に行けばよい。ちなみにわたしは、留学前に行った美容院で写真を撮っておき、それを見せるようにしていた。

理由3 一定時間を過ごさねばならない

髪をいろいろやってもらっている間は、否が応でも一定時間を過ごさねばならない。これを苦痛と思うのではなく、練習だと考えてみよう。向こうだって話したいとは思っていて、きっとちゃんと話を聞いてくれる。適当な相づちしか打たない美容師なら次はそのお店に行かなければよい。わたしの場合は、前に行った台湾の美容院での経験で驚いたことを話したら、笑いまで取れた。

 

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理由4 語彙や文法は準備できる

美容室の中での動きは、お店によって髪を洗うのが先か後かの違いはあるくらいで、たいていは日本と変わらない。だから、自分の髪型に合わせて、必要な表現、言いたいことを先に準備する。わからない語は辞書やネットで調べておく。発音は学校の休み時間に先生にチェックしてもらえばいい。あとは自分の準備が整ったと思ったら、美容院に向かおう。自分で準備できるのだ。

理由5 自分の伸びが実感できる

わたしはショートなので同じお店にカットに通っていた。最初は聴き取れなくて、会話が続かなかったり、どうやって答えたらいいかわからなかったりして、戸惑うばかりだった。担当の美容師さんが、ゆっくり丁寧に話してくれるのが気に入って、およそ1か月半〜2か月ごとに行っていたら、次の回に「前回よりずっと上手になってるよ」と褒められた。どこかで褒められたくて通っていたのかもしれない。でも、学校以外の場所で自分の伸びを感じられるというのは生きていける、と思うことと似ていて、案外、勇気百倍になる。

つまり、美容院を、単に髪をセットしてくれる場所ではなく学校と考えてみるといい。語学の授業よりも、ずっと達成感のある濃い時間になるはずだ。

 

 

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