中国語学習に台湾ドラマをすすめる理由

kanban久しぶりにオモシロいドラマに出くわした。タイトルは《徵婚啟事》という。主演はソニア・スイ(隋棠)で、オムニバス形式の全 20 話。ソニアが演じるのは小さな出版社の編集長。恋人である作家とは結婚をする気が起きない。みんな、どうして結婚したがるんだろう、その理由を知りたい、それに彼が作品を書くヒントになるかもしれない、と自ら結婚相手を探す Facebook ページを立ち上げる。サイトを通じて出会った相手から結婚したい理由を聞き、結婚ってなんだろうと考えていく……そんな概要だ。こうした偶像劇と呼ばれるアイドルドラマは、中国語学習にも向いている。その理由をあげてみる。

 

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継続のきっかけになる

ラブコメはゴールがはっきりしていて話の展開が想像しやすい。最初の数回は人間関係や舞台設定を把握しなければならないので中国語の初心者には理解しにくい部分もあるかもしれないが、たいていのドラマは公式サイトで1話ごとにあらすじや人物相関図がまとまっていて、そこを読んでからドラマを観るのも方法の一つだ。あるいは原作を知っていればなお理解が早い。ドラマには必ず大きなストーリー展開がいくつか用意されているので、展開を予測しながら観るといいだろう。語学学習に継続は欠かせない。少なくとも教科書を読むよりは継続する理由が強まる。

多様な発音に触れられる

同じ一言でも、違う人が言うと違う音に聞こえる、ということはよくある。NHKのアナウンサーと隣の席の人の話し方が大きく違うように、相当の訓練を受けた人でなければ誰にでも話し方のクセはある。だからこそ、教材の音だけではなく、いろいろな発音に触れるのは大事だ。特に、日本で発売されている教材の多くは北京の発音を標準としている。それに慣れてしまうと、台湾で中国語に触れた時に戸惑う。台湾人の話す中国語は多くの場合、捲舌音の[h]の部分が落ちているためだ。また、滑舌、音の脱落、速度など、人によって違う。この違いを聞き分けるのも、聴解力の一つだ。ドラマにはたくさんの登場人物が出てくる。それらに触れるのは、中国語学習にとって有効な方法だ。

 

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定型表現のバリエーションを知る

お礼の表現でも謝謝、多謝、謝了、感謝你、謝罪の表現にも對不起、道歉、抱歉、請你原諒我……といろいろな表現がある。いわゆる定型の表現は、もちろん教材に訳は書かれている。だが、それをいつ、どんな相手にどんなふうに言っていいか、言ってはいけないかまでは書かれていない。ドラマは、そうした背景の情報を映像という強力な力で補ってくれる。

字幕がある

台湾ドラマ、もしくは中国大陸ドラマには、必ず字幕がついている。発音が聴き取れなくても、うっかり聞き逃しても、文字が大きな助けになるのだ。最初はストーリーを追うのが大変でも、続けていくと徐々に慣れていく。その慣れが肝心なのだ。

お気に入りドラマの探し方

台湾ドラマは、韓国ドラマほど本数は多くないけれど、専門のチャンネルやサイトがある。そこならドラマには日本語字幕がついている。中国語学習には、中文字幕のほうがいい。「なんと言っているか」が正確にわかるからだ。最も手っ取り早いのは、やはりYouTubeだろう。たとえば、Wikipediaの「台湾ドラマ」の項にあるドラマのタイトル(日本語・中国語)、出演者、日本での放送などがリストにまとめられている。気になったドラマのタイトル(中国語の!)を入力して、探してみよう。YouTube以外にも、Maplestageなど、動画サイトはたくさんある。

とはいえ、膨大な量なので、どこから手をつけていいかわからない、という方もいるかもしれない。おすすめドラマはこちらの記事で紹介している。また、難易度はかなり高くはなるけれど、中国歴史ドラマについてはこちらの記事もどうぞ。

 


 

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