Tag Archives: 日本語

酒井充子著『台湾人生』(文庫版)を読む

台湾には「文庫」という本の形がないと知ったのは、留学した 5 年近く前のことだ。分厚くて重量感のある書籍が好まれる台湾では、本に軽さは求められない。日本ではすでにシンプルライフやミニマリストといった風潮が始まっていた当時 Read More →

温又柔著『台湾生まれ日本語育ち』にみる複数の言語を持つ豊かさ。

2016 年 1 月 16 日は台湾の総統選挙だ。大方の見方では国民党から民進党へと政権交代が行われると予想されている。(今回の総統選挙で著者は投票するのかな)とふと思った。『台湾生まれ日本語育ち』を読み終えたのは、そん Read More →

『職業、ブックライター。』を読んで考える新語のよさ

職業、ブックライター。 毎月1冊10万字書く私の方法 著者の上阪徹さんのことは、振り返ればずいぶん前から存じ上げていた。いつだったかもはや覚えていないのだけれど、『プロ論。』シリーズのうち最初の 1 冊を買って、仕事に向 Read More →

芥川賞受賞作、又吉直樹『火花』を読む。

いろんなところで紹介されていて食傷気味ではあったのだけれど、やっぱり又吉だから買うことにし、やっぱり読んでよかったと思った。ほんの 200 万分の 1 に過ぎないのだが、いちおう書いておくことにする。 芸人が何かをすると Read More →

翻訳文を読みにくくしている原因は表記にもある。

中国語の文章を読んでいると、実によく登場する語がある。最近、気になったのは事柄を列挙する際に用いる或と及だ。それぞれ又は/或いは、及びとそのまま日本語にできる。忠実な翻訳文であればあるほど、この二語はしっかりと訳出しされ Read More →

『紙つなげ!彼らが本の紙を造っている』を読む

著者の佐々涼子さんのことを知ったのは、かなり早い段階だったと思う。前著『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』が出た前後、当時いた会社の後輩から佐々さんのことを聞いた。開高健ノンフィクション賞の受賞祝いに同僚たちが行くシー Read More →

海外で暮らしていると日本語を喪失していく理由について。

台湾に暮らし始めて 1 年半が経った。毎日、日本語のサイトをサーフし、こうして毎日記事をアップする以外、生活のほとんどが中国語という時間を過ごしている。仕事で使うのも多くは中国語で、1 日のうち日本語に接する時間のほうが Read More →

中国歴史ドラマは中国語学習に向かないのか問題。

先日、このところよく読まれている記事「中国語学習に台湾ドラマをすすめる理由」の紹介とあわせて「台湾ドラマを中国歴史ドラマに置き換えてもいいと思う」と紹介したところ、歴史ドラマは向かないんじゃないか、現代ドラマのほうがいい Read More →

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