現役のフリーランスライターに共通すること5つ

150603

このところ、フリーランスのライター仲間と会って話す機会が続いた。皆、それぞれの分野で活躍している。台湾にいてもライターや編集というポイントでつながる機会があるなんて、とても有り難いことだ。単に滞在歴が短いから知らないだけなのかもしれないけれど、台湾にいるライターは多くはないと聞く。日本人は数万単位でいるのだけれど、やっぱり文や言葉にかかわる仕事自体、マニアックということなのだろうか(そうかもしれない)。それはともかくとして、今回は、ライターに限定して共通点を洗い出してみる。

 

スポンサーリンク


 

共通点 1:自分のサイトを持っている

フリーランスライターは自分の運営するサイトを持っている。これは結構大きなポイントかもしれない。なお、運営形態は、ブログサイトの人もいれば、自分で独自のアカウントを持ち、制作も自分で行う人もいる。内容は、自分のテーマに絞り込まれている人もいれば、過去の仕事の実績を載せている人もいて、これまたさまざまだ。

共通点 2:紙媒体に限らないメディアでの経験がある

最近のライターの納品先は、紙媒体だけではなくなっている。WEB に原稿を提供する仕事も多い。昔なら原稿を納めるだけで済んだけれど、Wordpress を使った納品や写真も含めた納品など、紙と WEB の両方に対応できる力も求められる。文章を書くだけではだめ、って時代なのだと痛感する。だから自分でサイトを運営している、というのはそういったスキルを身につける努力の裏返しでもある。

共通点 3:ネットワークを仕事につなげている

ライターには書く場所が必要だ。どこかの誰かに(あの人はどうかな)と思い出してもらえてはじめて、仕事になる。そこにたどり着くには、まず自分の仕事を友達や知り合いまで含めた周囲が知っていることが必須となる。ライター仲間たちは、昔の同僚や仕事仲間、学生時代の友人などから依頼を得ていた。この「周囲」とは目先の仕事関係者だけに限らない。人生の全方位すべてがネットワークになる。

共通点 4:専門と軸を持っている

専門は書く場所に直結する。クライアントが人を探す際の目印にもなる。ただ、フリーランスにとっては、依頼された内容が専門ど真ん中のこともあれば、(ちょっと違うんだけどなあ)ということもある。でもこの「専門がある」または「軸がある」というのは、何もクライアントのためだけに必要なのではない。たとえば依頼がキャパを超えそうな時に威力を発揮する。そう、ちゃんと断れるからだ。

共通点 5:好きなことがしっかりある

フリーランスである以上、時には生きていくために働かなければならない。でもそれとは別に「これは絶対!」というテーマがあることは大事だ。今回話したライターさんたちは全員もれなく「これ!」を持っていた。今まさに自分なりのテーマで原稿を書いている人もいれば、「企画書出してみようかな」という人もいて、段階はそれぞれだったけれど、でもそのテーマは書くための原動力となる。

フリーランス稼業は、言葉を変えると自営業だ。ライターといっても仕事は書くだけではなくて、経理や営業なども含めた事業全般を動かさねばならない。さらにライターに限ったことではないことだけれど、自分で書く人、作る人が増え、プロとの境目が曖昧になり、文章も音楽も映像も、あらゆるコンテンツ産業は猛烈なデフレの波にさらされている。インターネットの登場がコンテンツ産業に与えた影響、といえる。

そのデフレの波をどんなふうに泳いでいくかが問題だ。改めて書き出しながら思ったのは、ライターにとっては書く力だけではなく、それをきちんと仕事につなげられる力が必要ということ。単に書きたい、というだけではなく、書く場をつかんで広げていく努力が必要な仕事といえる。

 

スポンサーリンク


 

Post Navigation