台湾でオーラを見てもらうの巻。

Jpeg

台湾で占いといえば、行天宮という台北でも大きな廟の近くの「占い横丁」が知られる。日本語で説明してくれる占い師の方が多く、各種ガイドブックでの紹介もあって、観光客も多い。とはいえ、台湾の占いは観光客の専売特許ではなく、実は日常でも比較的耳にする話だ。ただ、当たるとされる人は、残念ながらごく個人的なツテしか聞いたことがない。

占いデビューは初台湾でのこと。同行の友人について興味半分で占ってもらった。ガイドブックで紹介された占い師さんで、珍しく日本語の通訳がつく、という。マンションの 1 室でアレコレと人生の見立てを聞きながら、通訳はこういうところでも活躍の場があるのか、と驚いていた。

 

スポンサーリンク


 

ちなみにどうして「通訳がいる」を決め手にしたのか。中国語学習でも日本語学習でも同じだけれど、語彙や表現が少ないと、どうしても同じパターン、得意なパターンでの話し方に終始する。自分の運命なのだから、どうせならしっかりした説明で聞きたい、というのがその理由だった。実際、通訳の方は日本人で落ち着いて聞けた。ただ、この理由をいま考えてみると、中国語の説明のパターンが限られているなら、結局は同じことだったのだけれど。

で、今回の「オーラ」である。ずいぶん前に友人が「行ってきました〜」と Facebook で報告していて、おもしろそうだから連れて行って、と頼んでいたのだ(またもや興味半分)。

行ってみると、そこは水晶というか、パワーストーンを販売する会社で、中に入るとずらりと石が並んでいる。お金(300元)を払って奥に通され、証明写真のようにしてポラロイド写真を撮る。できあがった写真を見ると、自分の姿にもやっとした色がかかっていた。その色の部分をオーラと呼んでいて、解説しながら状態に応じた石を紹介してくれる、という流れ。

解説は中国語だ。オーラは中国語で「氣場」というそう。映し出される色は、主に紫、青、緑、黄、橙、赤、白の 7 種類。わたしと友人では色とその様がまるで違っていた。友人は前にも来たことがあって、聞けばその時ともまた違ったのだとか。

先生による見立ては、30分ほどの時間が割かれた。幸い、比較的発音の聞きやすい方だのだが、初対面だとまだまだ全部がすっとわかるわけではない。時折、わからない語を友人に聞いたり、先生が別の言葉に言い換えてくれたりして、理解していった。

ちなみに、わたしへの見立ては、基本的によい状態なのだけれど、運が入れない状態がオーラに出ている、自分の意見にこだわるのではなく、年長者や上司など、周囲の声をもっとよく聞くこと、そうすれば運が開ける。フリーランスではなく、どこかに勤めたほうがいいよ、ということだった。

で、その結果を基に、黒曜石(オブシディアン)、紅玉髄(カーネリアン)といった石を勧められた。無理強いされたわけではなく、お試しの気持ちで黒曜石を買った(写真の黒いの)。ちなみに、金額は割引があって 220 元。帰ってから調べてみると、黒曜石には感情を抑制し、未知の能力を拓く効果があるとされていた。

なんとなくだが、台湾では目に見えないものの存在がちゃんと受け止められているように思う。世の中には科学で証明できないことなんてたくさんある。目に見えないものは信じないという姿勢もありだけど、人知の及ばぬものへの畏敬が減っていくのはどうなんだろう。それだとロマンや夢は持ちにくいな、と昨今の日本の状況を見て思ったりなんかして。

 

スポンサーリンク


 

Post Navigation