台湾の合羽橋・環河南路へ台所用品を買いに行く。

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台北の街を歩いていると競合店が軒を連ねる通りをよく見かける。たとえば、日本人客の宿泊が多い民権西路付近には、「婚紗」と呼ばれる結婚式でお披露目する写真が並ぶ。写真を出しているのはたいていブライダル専門店や撮影スタジオだ。また、先日ちらりと紹介した行天宮のあたりには、「占い横丁」と呼ばれる通りや、近くには占い館も多い。

先日、台湾の合羽橋ともいえる通りに行ってきた。台所用品ならスーパーもあるのだけれど、ほしいものが決まっているだけに台所用品だけをじっくり見てみたかった。

向かった先は、台北市環河南路一段。MRT なら最寄りは西門駅で、通りに面した高架の後ろには淡水河が広がる。川向こうは新北市だ。調理器具の店はもちろん、カフェ用品の店、シンクだけを扱う店などなど、小さなお店がずらりと並ぶ。

 

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看板に台所用品を意味する「餐具」と書かれたお店のいくつかに入ってみた。各種の皿の類いから、中華鍋、せいろ、包丁にキッチンタイマーなどなど、あらゆる台所用品が所狭しと押し込められている。ちょっとドンキを思い出す空間。

並んでいる製品は心なしか、ステンレス製が多い。台湾の鉄鋼業は日本統治時代の 1930 年代に始まったそう。電気鍋で知られる大同電機ももともとは鉄工所として 39 年に設立された(関連記事)。ステンレンス加工はずっと遅く、 1980 年代後半から 90 年代に始まったという。ステンレス加工を手がける大きな会社もいくつか設立され、飛躍的に生産量が伸びている。

そういえば、小吃のお店で並んでいる箸にもステンレスが多い。木の箸は繰り返し洗うとすぐに劣化するが、ステンレスならばそういった劣化はほぼない。実用に耐える、という意味ではステンレス製品は扱いやすいのだろう。

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今回買ったのも、ステンレス製のザルとボールだ。ザルは、日本式の網目のものではなく、ボールにいくつもの穴があいた台湾式。日本式の網目のザルは、モノが引っかかったり、そこから破れたりする。それまで、うちにはプラスチック製のザルがあったのだけれど、熱いものには向かないし、ずっと買い換えたいと思っていたのだった。おまけにボールがなく、小さめの鍋をボール代わりにしてきていた。「勝手に自分プロジェクト」で義母の台所に足しげく通ううち、義母はザルもボールも相当に使い込んでおり、実際、使い勝手のよさげな姿を見て(これだ!)と膝を打ったのだった。

これに、市場で肉屋のおばちゃんが使っているのを見かけて憧れていた包丁研ぎと、千切り器を買った。千切り器はおよそ日本製品には見かけないだろうなあと思われる鮮やかな色で、うっすらと台南製と書かれている。これでまたMIT(Made in Taiwan)の台所にまた一歩近づいた。

参考)
http://www.tabitabi-taipei.com/more/2005/0105/index.html
http://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/Download/Report/pdf/2006_04_23_03.pdf

 

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