クラウドで「ルワンダ大虐殺で足を失った100人に義足と杖を届けたい!」を応援したい理由。

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また違ったお金の話。前回は自分がお金を稼ぐにあたって、どんなことを感じるのか、これから整理しなきゃいけないことはなんなのか、という角度からの話だったのだけれど、今回は稼いだお金をどう使うか、そのお金はどうなっていくのか、という話である。

2015 年 10 月 26 日、友人がクラウドファンディングへの挑戦を始めた。そのタイトルは「ルワンダ大虐殺で足を失った100人に義足と杖を届けたい!」。目標額は 215 万円。友人とは、ルダシングワ真美さんだ。タイトル通り、アフリカのルワンダで、足を失った人たちに義肢を作って渡す支援活動を 1997 年から続けている。そんな前からルワンダにいる彼女と知り合ったのは、前の会社の担当書籍の取材がきっかけだった。

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この本で真美さんは第 3 章「国際的社会的ネグレクトとの闘い」に登場する。真美さんは、アフリカとの出会い、支援のきっかけ、そしてルワンダという地で行う支援活動の苦悩を結構赤裸々に語っている。そして、国際協力という名に隠れがちな欺瞞や、物質的社会的環境が人の習慣にもたらす影響も。こういう「いいこと」が実は欺瞞じゃないかとか、身についた習慣って環境がなせる技なんだ、とかいうズレ具合の発見って、日本で育った真美さんが、まるで違うアフリカっていう土地に行ったからこそ、くっきりと表れてくるものだと思う。

今だから告白するけれど、対談相手に真美さんの名前が上がった当初、アフリカもルワンダも虐殺も義足も、まったくピンと来ていなかった。だけど、書籍の出版後の 2010 年、編著者の呼びかけで真美さんの資金集めのための会を企画した。仲間たちと、大田区にあるお寺の大広間をお借りし、メインは真美さんの講演で、それにアフリカンダンスとお寺の厨房で作ったご飯をお出しする、という、オモシロい組み合わせで過ごす半日。それをわたしたちは「ルワンダ応援祭り」と呼んだ。今年 6 月には、ルワンダ応援祭りの第 3 弾が実施された。

2010 年のルワンダ応援祭り第 1 弾の企画段階は、寄付集めが目的だった。だけど、そんな目的は途中でどーでもよくなっていった。オモシロかったのは、一気に自分事になる、ってこと。ルワンダなんて行ったこともない場所で自分の知らない体験をしている、その人のリアルな話が聞けて、ダンスや音楽が楽しめる。で、みんなでご飯食べながらあーだこーだ、おしゃべりする。その空間を作るのがオモシロくもあった。つまりは、真美さんの活動をネタにワイワイやって、一緒に楽しんじゃった。下はその時の 1 枚。

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モノを買ったり、売ったり、というお金の使い道は、ある意味、わかりやすいし見えやすい。少し前から、株とか投資とか未来にお金を払うバリエーションが増えてきた。日本には寄付の考えがなかなか根付かないと言われているけれど、そうかなあと思う。たとえば、震災復興への義援金、スタートアップと呼ばれる新規企業の資金調達は寄付だよなあ、と思う。

でも、そうやってお金を右から左みたいにするだけだと、上下関係ができやすいんじゃないかと思う。お金の貸し借りみたいなことだけになっちゃうから。わたしたちがやったルワンダ応援祭りは、お金をネタに一緒に楽しむことだった、んだろうと思う。

今回真美さんが採用したクラウドファンディングという仕組みがまたオモシロいのは、お金を払ってそのプロジェクトが実行されるかどうかから、一緒に楽しめるってことだ。台湾にいてさえも。実際、主催者が進捗報告をするたびにクラウド経由でメールが届く。読んでいるとドキドキする。

真美さんのプロジェクトで金額ごとに設定された「引換券」は、ルワンダの障碍者の手作り商品や、特産の香辛料、義肢を送った相手のその後、活動のニュースレター、さらには「ルダシングワ真美が貴方に会いに!」なんてメニューまである。日本にいたら、これを選んでいたんだけどなあ。台湾なので自主規制して、わたしは香辛料が届けられる引換券を申し込んだ。

そんなわけで、クラウドファンディングで真美さんたちの活動、応援してみませんか。そして目標金額に投じてください。そしたらわたし、ルワンダの香辛料を試せるんです!

ツッコミ:お前のためかいっ!
お 答 え:はい。だってルワンダの香辛料がどんなかって、めっちゃ気になりませんか。食べてみたいじゃないですか。それに、なんか寄付するって考えるとめんどくさいけど、香辛料買えるかどうかイベントのお楽しみ代です。

そんなわけで、クラウドを通じて、普段とはなかなかに違ったお金の使い道を楽しみたいと思います。わたしの香辛料が届くかどうかもにかかっているので最後に再掲。食べるの好きなそこのあなた、一緒にルワンダの香辛料の話で盛り上がりましょう!

「ルワンダ大虐殺で足を失った100人に義足と杖を届けたい!」
https://readyfor.jp/projects/rwandagisoku

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