台湾留学にタブレットは有効か

tablet台湾であろうとなかろうと、長期の語学留学の際、持ち物をどうするかは誰もが悩むところだ。最近でこそ、SIM フリーのスマホが発売されるようになってきたから、現地で携帯を買うかどうか悩まなくていいのね、と少し羨ましくなる。台湾では無料 Wi-Fi がたくさん飛んでいる上に無料で提供しているカフェも多く、1 台あるだけで行動範囲はぐんと広がる。だが、こと長期留学となると、スマホだけでは厳しい。では、何を持っていればいいのか。結論から言えば、スマホと PC の組み合わせを推したい。その、至ってフツーの結論に至ったのは、ちと苦い経験があるからだ。

 

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タブレットという選択肢

来台の少し前、いちばん迷っていたのは、PC かタブレットかという問題だった。というのも、iPad mini が新しく発売されたばかりでその可愛さにぐーんと心惹かれたものの、PC も mini もというのはお財布的にハードルが高く、自分に二者択一を迫った。結局、タブレットでもそれ相応のことはできるから、とかなんとか言い訳を考え、タブレットを購入した。保険をかけたのは、同時にキーボード型のカバーを買ったこと。その後、最初の帰国で新しく PC を購入することになった。

留学前、実は仕事をするつもりはなかった。mini の購入を決めたのは、ま、調べ物と自分で Facebook に原稿書くくらいだし、と思っていたからだ。それがよもや来台翌月に仕事の依頼が舞い込んでくるとは。

 

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理由は仕事、そして宿題

一つめの仕事となった GMO スピード翻訳での連載には、WordPress で自分で入稿する力が求められた。弱ったのは、タグを貼る際にマルチで画面が開けない、ということ。あちこち見ながら作業したいけれどできない、というのはなかなか厳しいことだった。次にいただいた依頼は、中華圏の大学リサーチ。これは Word 入稿が求められた。mini に Microsoft Word への連動性はない。入稿の際には、テキストでまとめたものを図書館の PC を使って Word にまとめた。

二つの仕事をやってみて、実際、タブレットでは依頼先の指定に応えられないと痛感した。調べ物をする際にはウィンドウをたくさん開いて作業することが欠かせない。PCでできることがタブレットではできない。「いや、タブレットなんで、それ納品できません」は通用しない。後にPCを買って台湾に戻って来て、ぐっと作業しやすくなった。

 

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さらにやっぱり PC 必須だなあと思ったのは報告と呼ばれる宿題だった。いわばレポートのこと。だが紙ぺら一枚で済まされない。PPT の作成と口頭発表が求められる。通っていた台湾大学の語文中心では、中級以上になるとこの課題は必須で、特にわたしのクラスでは週 1 の宿題だった。ちなみにこの課題は、頻度の差はあれど、台湾師範大学でも必須だ。だから、台北での長期留学なら避けられないんじゃないだろうか。

内容を考えながら資料を探す→文章にまとめる→翻訳する→PPT作成→口頭発表→原稿データ提出、という一連の流れをこなさなければならない。調べる、書く、読む、話す、聞く、と言語処理に必要な技能がフルスペックで求められる。課題設定としてはとても素晴らしいのだが、いかんせん、毎週の課題となるとかなり重い。原稿〆切が毎週ある感じ(ぶるっ)。

タブレットのその後

今ではほとんどの作業を PC で行っている。この原稿も結局 PC で書いている。じゃ、mini はどうなったか。出番はやっぱり少なくなったけれど、外での原稿書きと調べもの、そして Kindle とコミック専用リーダーとして重宝している。だから、タブレット買わなければよかった、とは思わない。全部あってそれはまあそれでいい。

そんなこんなで、台湾留学には基本PC+スマホ、と思うわけです。

 

 

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