日本より台湾の冬を寒く感じる理由

dongtian今週は台北でも(冬っぽいな)と思う気温になった。といっても、おおよそ15度前後あり、東京と比べてもまだ晩秋くらい。例年になく寒かった去年に比べると、まだ生暖かさが残るような気温だ。気候区分でいうと、日本はおおよそ温帯、台北は亜熱帯、台南は熱帯に属する。気候がすでに違うのだ。ただ、だからといって台湾の冬をナメていると、エラい目に遭う。実際、東京からやってきたというのに去年の冬はとても寒く、あとから暖房対策をした、という経緯がある。台湾の冬、実は思いのほか寒い。寒く感じるにはいくつかの理由がある。その理由をちょっとまとめておこう。
 

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タイル敷の床

一般に台湾の住宅ではタイルが貼られた床が多い。日本のフローリングのように木を用いると、傷みやすい、というのがタイル敷になっている理由のよう。だから掃除も掃除機より、箒とちりとり+モップのほうが登場回数が多いし、使い勝手がよい。夏は裸足で歩けるし、ひんやりして気持ちいい。ただ、だからこそ冷えるのだ。もちろん、中には木を使ったお宅も見たことがあるけれど、おそらくレアケース。ホテルなどでは絨毯が敷いてあるから旅行者だと気づかないかもしれない。

カーテン無し

たとえば、わが家から夜になると向かいのマンションのお宅の様子は、丸見えだ(おあいこ)。それも 1 軒ではない。カーテン有りのお宅のほうが少ない。以前お世話になっていたお宅でも、間借りしていた部屋以外、カーテンがなかった。日本では、視覚の遮断、寒さの遮断などといった機能などでどこの家庭にもあるけれど、湿気の多い台湾では、カーテンはすぐにカビてしまう上に、なかなか自宅で洗濯できないため実用的でない、という判断になるそう。見られたってたいしたことない、というおおらかな気質もあるのかも。

通気

ホームステイ先にいた頃、あまりに寒いので、共用部分の窓を閉めていたら「換気が悪いと気の通りが悪くなる」といわれて、開け放されたことがある。窓で気の流れを遮断してしまわないように、開け放して風を通すのだとか。大家さん不在時には、すぐに窓を閉めるのだが、気づくと開け放されている、ということが続き、しばらく窓の開閉争いのようになっていた。冷え性の身にはきつかった。

アノ機能のないエアコン

空調の要ともいえる台湾の家庭用エアコンには、残念ながら暖房の仕組みが装備されていない。たとえ日本製のエアコンであっても、機能は冷房に限られる。寒くても 1 年 365 日のうち、数えるほどしかない寒さのために、暖房を設置するのは合理的ではない、と判断されるものらしい。それに厚着をするなどしてなんとかやり過ごせる。まあ、確かにそうなのだけれど、HITA○HI と書かれているのに暖房のスイッチを見つけられなかったときのショックといったらなかった。

以上、寒く感じる理由をまとめてみた。これから台湾への長期留学を考えている方、台湾で冬を越す予定の方は、防寒具の準備を忘れずに。薄手のダウン、ハラマキ、レッグウォーマーなどの衣料品、あるいは電気毛布や電気マットなど、小型で出し入れ可能な暖房器具がおすすめ。ちなみに去年、あまりの寒さに台湾まで持ってきていた山道具を引っ張りだし、それでも寒くて電気毛布を買った(下記)。丸洗いできて 3,000 円弱。図書館やカフェなど、コンセント利用可の場所なら持っていける。今年はまだ電気を通してないけれど、ひざ掛けとしても使える。台湾は日本より南で気温が高いと思っていると風邪を引くので注意が必要だ。

あ、ちなみに今日の写真は、台湾ではなく日本で撮影したものです。

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